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第3回「Jリーグコラム」

どうも、デサイーです。第3回目のJリーグコラムを担当させていただきます。しょーとさん、ふねさんに続き、俺でいいの?という感じですが、頑張って書きました!
今回はヴェルディへの熱い思いを論文風?なんちゃってドキュメント風?に書いてみました。ぜひぜひ、お楽しみください!笑



             「ヴェルディが好きだから」

 数多くのスーパースター、華麗なるテクニック、美しいパス回し、そして全員の高いプロ意識・・・それらをすべて兼ねそなえたチーム、その名もヴェルディ。
 私は、Jリーグ開幕当初から、今の今までずっとヴェルディを愛し続けている。
「最初はヴェルディ好きだったんだけどね」
「今は、昔の栄光の跡形も無いよね」
そんな悲しい言葉が聞かれる今でも、私はヴェルディを愛し続けている。
 今回のコラムでは、名門であるヴェルディがまさかのJ2降格を味わい、苦しい2年間を経て、J1に這い上がったが、またもJ2に落ちてしまった軌跡を、自分の心情と重ね合わせながら語りたいと思う。

 ヴェルディは、2005年の元旦に、ジュビロ磐田を2-1で下し天皇杯優勝を果たした。下馬評ではジュビロ有利と言われていたことや、長年タイトルから見放されていたこともあり、この喜びはいまでも忘れられない。試合終了後、アストロビジョンに映し出された涙を浮かべるサポーターと「名門復活」のゲーフラ。私も思わず、友達と涙を流しながら抱き合った。その年のJ開幕前に行われたゼロックスを制し、ワシントンという絶対的なストライカーも手に入れたヴェルディ。当然、サポーターとしては、名門の完全復活として、Jリーグの優勝を期待せずにはいられなかった。
 しかし、事態はまさかの方向に進んだのである。

            ヴェルディJ2降格・・・

天皇杯を制したまさにその年にJ2降格。夏場あたりから歯車は狂い始め、ついに11月26日(土)日立柏サッカー場での柏レイソル戦。ヴェルディは1-5の大敗を喫し、J2の降格が決まった。うなだれる選手に、涙を流しながらも選手がピッチを去るまで声援を送り続けたサポーター。名門復活どころか、むしろ名門陥落。信じられない悲劇であった。私は受験生であったため、スタジアムに行くことはできず、絶えず携帯で経過を確認していたが、試合終了の瞬間、あまりのショックと喪失感で自習室から飛び出し、家に帰った苦い記憶がある。最終戦終了後、サポーターから選手に、「来年も共に戦おう」という言葉がかけられたが、結果的にそれに応えてくれた選手はわずかであった。ワシントン、相馬、小林(大)、小林(慶)、山田など数多くの主力選手がヴェルディを去った。ヴェルディをJ2に落としておいてそれはないだろと正直思ったが、そこはプロの世界の現実。受け止めるべきであったが、切り替えるのには時間がかかった。
 そして、2006年、ヴェルディはJ2の戦いをスタートさせた。監督にラモスを迎え、ヴェルディに残ったわずかな主力選手と数多くの新加入選手でチームを編成した。正直、J2なんて楽勝だと思っていたが、まさかのシーズン7位。J1昇格とは程遠い7位。やはり、前年とはまるで違うチーム編成で、長いJ2を戦い抜くことは厳しかったし、J2もそんなに甘い世界ではなかった。
 2007年、2年目のシーズン。札幌からJ2得点王のフッキ、ディエゴ、服部、土屋などの即戦力を獲得し、本気でJ1昇格を狙う体制を整えた。開幕戦はザスパ草津戦。フッキの弾丸フリーッキックなどもあり、5-0の圧勝。今年こそ、J1復帰を果たせると誰もが感じた開幕戦であった。しかし、ヴェルディは4月7日(土)のアウェー、アビスパ福岡戦からまさかの7連敗を喫してしまう。特に、7敗目の水戸ホーリーホック戦での1-5の敗戦後は、ただただ失望感が漂った。

          今年もまたダメか・・・
          このメンバーでなんで勝てないの?
          ラモスやめてくれ・・・

色々とマイナスの思いだけが頭をよぎる日々だった。しかし、2007年のヴェルディはここからが違った。ラモスの進退をかけて望んだ、5月6日(日)のアウェー、京都戦で4-1と勝利すると流れを取り戻し、大事な試合をことごとく制して、最後は16戦負けなしの戦いでJ1復帰を果たした。なかでも、11月25日(日)のホーム最終戦で、フッキの出場停止により出場機会がめぐってきた船越の2ゴールによって、事実上昇格を決定づけた試合は一生忘れることはできない。
 そして、今年、ヴェルディはJ1の舞台に帰ってきた。フッキの移籍問題で乱されはしたが、夏場まではJ1で十分にやっていけることを証明する戦いを続けた。河野や柴崎といった有望な若手も育ち、このままいけると信じていた。しかし、9月以降勝ちきれない戦いが続き、気が付けば残留を争う位置まで順位を下げていた。そして、12月6日(土)、川崎フロンターレ戦。0-2の敗戦。2度目のJ2降格。名門が2度もJ2に落ちていいのか。私は悔しくて涙を流した。約1年前、J1昇格を決めた嬉しさで涙を流したスタジアムで、今度は悲しみの涙を流すなんて。こうしてまた、サポーターが減り、スポンサーが減り、主力選手を放出せざるを得ない悪循環に陥ってしまうのである。またたくさんの選手が去っていくのを、ただただ見ていることしかできない悲しい季節がやってくるのである。また、ゼロ、いやマイナスからのスタートを切らざるを得ない。
 でも、私は来年も、これからずっと先もヴェルディを応援し続ける。監督も代わり、選手も代わり、ヴェルディはまた違うチームのようになってしまうのであろうけれども、私はヴェルディを応援し続ける。

              なぜかって?

         ただただ、ヴェルディが大好きだから。

ヴェルディは、私に夢を与えてくれたチームであるし、日本サッカー界をリードしてきたチーム。こんなことで腐ってはいけない。必ずまたJ1の舞台に戻ってくる。もしその時には、今度はまた、決して悲しみの涙ではなく、歓喜の涙を流したい。
# by infinity-j-info | 2008-12-11 13:31 | Jリーグコラム

J1第34節&J2第45節

【J1第34節】
新潟 3-2 G大阪
札幌 0-1 鹿島
浦和 1-6 横浜M
磐田 0-1 大宮
千葉 4-2 F東京
神戸 0-2 柏
大分 0-0 名古屋
東京V 0-2 川崎
京都 1-3 清水

【J1順位】(勝ち点/得失点差)
1. 鹿島 (63/26)
2. 川崎 (60/23)
3. 名古屋(59/13)
4. 大分 (56/9)
5. 清水 (55/8)
6. F東京 (55/4)
7. 浦和 (53/8)
8. G大阪 (50/-3)
9. 横浜M (48/11)
10. 神戸 (47/1)
11. 柏  (46/3)
12. 大宮 (43/-9)
13. 新潟 (42/-14)
14. 京都 (41/-9)
15. 千葉 (38/-17)
~入れ替え戦~
16. 磐田 (37/-8)
~↓降格~
17. 東京V (37/-12)
18. 札幌 (18/-34)

~雑感~
・やはり優勝は鹿島。ACLを戦いながらのシーズンであり、さらに途中で小笠原が負傷離脱した中で2連覇を達成したというのは素晴らしいの一言。まあどのチームも勝ち点を伸ばせなかったことに救われた印象もありますが、逆にそういった接戦を制する強さも持っていたということでしょう。
優勝おめでとうございます。

・残留争いでは、千葉が見事な逆転勝利で残留を勝ち取りました。例年だとFC東京の今野が最終節に相手を地獄に突き落とすのですが、この試合では逆にPKを献上し、千葉の残留を助けましたね。

・東京Vが2度目の降格。
東京Vからすれば、福西が退場になったシーンは納得がいかないでしょうし、その前に平本がPA内で倒されたシーンもかなり疑惑の残る判定でした。
ただ、序盤から川崎に猛攻を仕掛けられていたことも事実ですし、2失点目のシーンでは完全に集中が切れていました。他にもCBの土屋がオーバーラップをしてサイドを突破したにも関わらず他の選手の上がりが遅くてチャンスを逃すなど、切羽詰まった状況なのにゴールに向かう姿勢が足りないと感じるシーンも多くありました。特に千葉の試合と比べるとそれは顕著に表れていたと思います。
地域密着という理念の対極に位置し、今年もヴィジョンのない補強が大赤字を生み出しました。降格すべきチームだったとまでは言いませんが、フロントを筆頭に、J1で戦うには様々な面で足りないものが多かったのではないかと思います。
これで2度目の降格。選手も、クラブも、サポーターも、もう「名門」という言葉は捨てて、ゼロからのスタートを切る覚悟が必要でしょう。過去の栄光を誇ってはいけません。今後の努力でもう一度その緑のユニフォームに誇りを持たせてください。

・浦和がホームでマリノスを相手に1-6の大敗。
まあ最後に浦和の新の姿が晒されたのかなという感じです。マリノスに完全に壊してもらえて良かったのではないでしょうか。良い意味でここで完全にリセットできるはずでしょう。来季に向けてもう一度チームを作り直してください。


【J2第45節】
仙台  1-0 草津
福岡  3-1 湘南
広島  3-0 徳島
岐阜  1-0 鳥栖
C大阪 2-1 愛媛
横浜C 0-0 甲府
山形  1-0 水戸

【J2順位】(勝ち点/得失点差)
1. 広島  (100/64)
2. 山形  (78/26)
~↑昇格~
3. 仙台  (70/15)
~入れ替え戦~
4. C大阪 (69/21)
5. 湘南  (65/20)
6. 鳥栖  (64/-1)
7. 甲府  (59/9)
8. 福岡  (58/-11)
9. 草津  (53/-7)
10. 横浜C(50/-4)
11. 水戸 (47/-19)
12. 熊本 (43/-26)
13. 岐阜 (42/-28)
14. 愛媛 (37/-27)
15. 徳島 (29/-32)

~雑感~
・ここ数試合苦戦していた仙台でしたが最後は何とか勝利を収め、入れ替え戦に進出です。実力的は間違いなく磐田の方が上でしょうが、入れ替え戦は何が起きるかわからない舞台。まずはホームで戦う第1戦でアウェイゴールを与えないことが大切でしょう。

・C大阪はあと一歩及びませんでしたが、終盤の追い上げは素晴らしいものがありました。
特に香川と乾のコンビネーションは抜群で、もし香川が残留するのであれば来季のJ1昇格候補筆頭でしょう。まあ個人的には香川はJ1で戦って欲しいのですが。
# by infinity-j-info | 2008-12-09 19:36 | Jリーグ

第2回「Jリーグコラム」

どーも、しょーとです。
木曜日にアップするとか言いながら日付が変わってしまいました。
すみません。

さて第2回のJリーグコラムですが、今回担当してくれたのは、

フネさんです!

やっぱりこの人は外せないということでお願いしました。

ではどうぞ。


~~~~~~~~~
コラムの第2回目を担当させていただきます。フネです。

まず、最近全然更新してなくてすいません(汗
コラムっていうかそんなの関係なく更新しろって感じですよね…

書く内容は何でもいいということなので、デジカメに入っているJリーグ観戦の写真を古い順に並べてみました。

第2回「Jリーグコラム」_d0096443_021326.jpg

まず、横浜FCvsジェフ千葉を日産へ見に行った時のものです。何故かは忘れましたがチケットが無料だったのです。日産で横浜FCの試合を見たというのは貴重な経験かもしれません。



第2回「Jリーグコラム」_d0096443_0252581.jpg

ボスの車で静岡の奥地にあるエコパスタジアムまでサッカー見に行ってきました。去年のオールスター戦です。途中ボスの車のサイドミラーが取れました(笑
(ガミさんのマシンガントークが凄かったことが一番印象的に残っています。byしょーと)



第2回「Jリーグコラム」_d0096443_0332715.jpg

川崎フロンターレの試合@等々力競技場までは分かるのですが、写真の撮り方がへたくそなので何の試合か分かりません…
(川崎対G大阪の試合です。俺、フネさん、バルサ、ポチで見ました。byしょーと)



第2回「Jリーグコラム」_d0096443_0414855.jpg
これは今年の開幕戦。マリノスvsレッズ@日産で、マリノスが勝って今年のマリノスは強いんじゃないかと誰もが思いました。



第2回「Jリーグコラム」_d0096443_0423834.jpg

今年の3月くらい。柏vs札幌@柏の葉で、自分のJリーグ観戦史上初の雨でした。屋根のあるスタジアムのありがたみを知りました。



第2回「Jリーグコラム」_d0096443_0441429.jpg

FC東京vsヴェルディ@味の素スタジアムで、東京ダービってやつです。



第2回「Jリーグコラム」_d0096443_0484742.jpg

これもフロンターレの試合@等々力であることは間違いないのですが、それ以外のことは思い出せません。アジアチャンピオンズリーグですかね…
(川崎対大宮です。ロスタイムに大宮の小林慶がハーフウェーラインよりも後ろからの超ロングシュートを決めました。byしょーと)

以上、Jリーグ観戦のほんの一部の写真を公開してみました。

これを見て少しでもJリーグに興味を持ってくれる人がいたら幸いです。

~~~~~~~~~

ということでフネさんはこれまでの活動を振り返る感じで書いてくれました。
この中にみなさんが参加してくれた活動はありましたか?
振り返ると色々な所に行っているな~と改めて感じますね。

せっかくスタジアムの多い首都圏に住んでいるのですから様々なスタジアムに足を運んでみることをおすすめします。
そして一人ではなかなかJリーグ観戦に行けないと思うので、ぜひJリーグ部門の活動でサッカー好きの仲間とJリーグを楽しみましょう!
# by infinity-j-info | 2008-12-05 01:06 | Jリーグコラム

J1第33節&J2第44節

【J1第33節】
清水  3-2 千葉
鹿島  1-0 磐田
川崎  4-0 神戸
横浜M 2-0 東京V
G大阪 1-0 浦和
柏   0-2 大分
大宮  1-1 京都
F東京 1-0 新潟
名古屋 3-1 札幌

【J1順位】(勝ち点/得失点差)
1. 鹿島 (60/25)
2. 名古屋(58/13)
3. 川崎 (57/21)
4. 大分 (55/9)
5. F東京(55/6)
6. 浦和 (53/13)
7. 清水 (52/6)
8. G大阪(50/-2)
9. 神戸 (47/3)
10. 横浜M(45/6)
11. 柏  (43/1)
12. 京都 (41/-7)
13. 大宮 (40/-10)
14. 新潟 (39/-15)
15. 磐田 (37/-7)
16. 東京V(37/-10)
17. 千葉 (35/-19)
18. 札幌 (18/-33)

~次節の日程~
(第34節)
12月6日(土)
札幌  - 鹿島
浦和  - 横浜FM
千葉  - FC東京
東京V - 川崎
新潟  - G大阪
磐田  - 大宮
京都  - 清水
神戸  - 柏
大分  - 名古屋

~雑感~
・鹿島がロスタイムのゴールで磐田に勝利。磐田にとっては気の毒な判定からの失点でしたが、増田の早いリスタートに完全に遅れていたのも事実。最後の執念の部分で鹿島が上回りましたね。これで鹿島の優勝は95%決まったようなものでしょう。正直、札幌が鹿島に勝利できるとは思いません。最終節が首位vs最下位というのは去年と同じで、去年は浦和が横浜FC相手に敗れましたが、あの時は横浜FCがその前から調子が良かったですからね。けど今年の札幌は、これまでの試合を見ても勝てる可能性は限りなく低いと言って良いでしょう。
・残留争いはやはり最後までもつれましたね。そしてこの団子状態で迎える最終節はどのチームにとっても勝ち点を拾うのが難しい試合となるでしょう。千葉はFC東京と、東京Vは川崎と、新潟はG大阪との対戦となり、磐田と大宮が直接対決となっています。ちなみにアウェイでの試合となるのは大宮だけです。これがどう影響するでしょうかね。



【J2第44節】
水戸 2-3 横浜C
甲府 0-1 福岡
草津 0-4 C大阪
愛媛 2-3 山形
鳥栖 4-1 仙台
熊本 1-2 広島
湘南 3-0 岐阜

【J2順位】(試合数/勝ち点/得失点差)
1. 広島 (41/97/61)
2. 山形 (41/75/25)
3. 仙台 (41/67/14)
4. C大阪(41/66/20)
5. 湘南 (41/65/22)
6. 鳥栖 (41/64/0)
7. 甲府 (41/58/9)
8. 福岡 (41/55/-13)
9. 草津 (41/53/-6)
10. 横浜C(41/49/-4)
11. 水戸 (41/47/-18)
12. 熊本 (42/43/-26)
13. 岐阜 (41/39/-29)
14. 愛媛  (41/37/-26)
15. 徳島 (41/29/-29)

~雑感~
・山形の昇格が決定しましたね。小さなクラブなので来年は厳しい戦いになると思いますが、これまであまりサッカーでの盛り上がりの少なかった東北地方の代表ということで是非頑張ってもらいたいです。
・仙台が取りこぼしまくったことで遂に最終節を前にしてC大阪が仙台を射程に捉えました。さらに終戦を迎えたかと思われた湘南にも再び3位以内の可能性が復活。それでもまだ仙台が圧倒的に有利なことには変わりないですが、C大阪のこの怒濤の勢いは脅威でしょう。ちなみに最終節は、仙台がホームで草津と、C大阪がホームで愛媛と、湘南がアウェイで福岡との対戦となります。セレッソファンにとっての“悲劇の地”・長居が“歓喜の地”に変わるでしょうか。


横浜FCが都並監督らの解任を発表
・都並監督はこの解任に不満があったようですが、J1から落ちて1年目に二桁順位では解任は当然でしょう。以前の横浜FCには堅い守備という売りがありましたが、現在は全く特徴のないチームになってしまった感じがあります。決して戦力的にずば抜けているチームではないだけにこれではJ2を勝ち抜くのは難しいでしょう。

浦和社長がエンゲルス監督解任認める
浦和がフィンケ氏に監督就任正式オファー
・まあこれも当然の解任なんですが、毎年毎年ダメ人選を行うフロントに全ての責任があると思います。フィンケ氏はどうでしょうかね。

草津植木監督退任、後任は佐野コーチ有力
・今年の草津は躍進していただけにこれは意外でした。なぜ今なのかと感じます。

柏の石崎監督が今季限りで退任
・柏をJ1に上げ、J1に定着させたということで使命は果たしたと言えるでしょう。ここから一段階上へ行くために誰を監督に招聘するんでしょうかね。

G大阪西野監督がAFC最優秀監督賞
・なぜ最優秀選手に遠藤が選ばれなかったのかがよく分かりません。そしてなぜ日本代表が最優秀代表チームに選ばれたのかはもっとよく分かりません。まあ西野監督とG大阪はおめでとうございます。日本人として誇りに思います。

FC東京DF今野新年結婚、青学大卒23歳美女
・羨ましいな、オイ。

浦和MF岡野が戦力外、現役続行に意欲
・正直、シーズン前に行われた城の引退試合で岡野のプレーを見たときからもう引退だろうなとは思っていました。決して器用な選手ではないだけに余計これ以上は難しいだろうと感じます。少し寂しいですけどね。

東京Vが大リストラ!服部、福西ら解雇
・東京Vは財政的にかなり厳しいそうです。これでJ2に落ちると本当に大変なことになりますね。

横浜が大島、高桑、石原と来季契約せず
・かなりビックリです。ロニーもシーズン途中で移籍したし、横浜FMは本当にFWの選手の扱いと補強が下手くそです。

栃木、富山、岡山がJリーグに新加盟
戸塚監督の町田がJFL/全国地域リーグ
V・長崎2位JFL昇格/全国地域リーグ
・あんまり詳しくないんですが、とりあえずおめでとうございます。多くの努力が結実した結果なのでしょう。これからの活躍を期待してます。
# by infinity-j-info | 2008-12-01 18:36 | Jリーグ

第1回「Jリーグコラム」

どーも、しょーとです。
何度も宣伝した通り、今回は第1回「Jリーグコラム」です。
「Jリーグコラム」という名前ではつまらないな~と思い、なんか良い名前を付けたかったんですが全然思い浮かばなかったのでとりあえず「Jリーグコラム」でいきます。




~~~~~~~~~
「ベストメンバー規定問題~犬飼ジャパンの迷走~」

今月、犬飼日本サッカー協会会長を中心に渦巻いた天皇杯におけるベストメンバー問題と、犬飼会長の言動について書きたいと思います。

まず今回のベストメンバー問題について簡単に説明をしますと、
この問題は、11月5日に行われた天皇杯第4回戦において大分と千葉が主力メンバーを温存し、試合に敗れたことに端を発します。(天皇杯にはベストメンバーで試合に臨まなければならないというルールはありません。)
これを問題視した犬飼日本サッカー協会会長が大分と千葉を痛烈に批判。天皇杯の出場権剥奪やシード権剥奪等の処分案を挙げ、厳しい態度で臨む姿勢を示しました。
これに対し、14日に行われた日本サッカー協会の理事会では、“大分と千葉への処分はしない”、“天皇杯の日程等に問題がある”という見解が示され、事態は収束。
しかし17日には、天皇杯でもベストメンバー規定を制定するという動きもありました。

以下、11月17日までのこの問題に関する記事をサンスポと日刊スポーツから抜粋しました。
犬飼会長、天皇杯の主力温存に疑問呈す(11/6)

犬飼会長に大分が謝った!天皇杯で主力温存(11/7)

犬飼会長、大分と千葉への処分検討(11/10)

大分ら天皇杯の主力温存、事実上処分見送り(11/14)

主力抜き大分処分なし、千葉批判は間違い(11/15)

天皇杯実施委がベストメンバー規定制定(11/17)

これが今回のベストメンバー問題の概要なのですが、これについて個人的な意見を述べていきたいと思います。

まず、犬飼会長が大分と千葉に“噛みついた”わけなのですが、そもそも天皇杯にはJリーグやナビスコ杯のようなベストメンバー規定(ベストメンバー規定については後で説明します)というものは存在しません。
つまり大分や千葉は非難を受ける謂われはなく、ましてや処分を下されるなんて以ての外なわけです。
それにも関わらず日本サッカー協会の会長が私案で処分案を挙げ、脅しをかけましたのです。
ちなみに犬飼氏(当時は専務理事)は去年も、川崎フロンターレがイランでのACLの試合直後のリーグ戦で控えメンバー中心で戦った際に、川崎はベストメンバー規定を破っていないにも関わらず、川崎の社長を公衆の面前で叱責するという暴挙に出たということがありました。

ここで、今回問題となっているベストメンバー規定というものについて触れておきます。
ベストメンバー規定というのは俗称で、Jリーグ第42条のことを指します。
(以下引用↓↓)
【第42条】
① Jクラブは,その時点における最強のチーム(ベストメンバー)をもって前条の試合に臨まなければならない.
② 第40条第1項第1号から第3号までの試合における先発メンバー11人は,当該試合直前のリーグ戦5試合の内,1試合以上先発メンバーとして出場した選手を6人以上含まなければならず,詳細に関しては「Jリーグ規約第42条の補足基準」によるものとする.

【補足基準】
1.次の試合における先発メンバー11人は,当該試合直前のリーグ戦5試合(以下「直前5試合」という)の内,1試合以上先発メンバーとして出場した選手(以下「直前5試合先発選手」という)を6人以上含まなければならない.
(1) リーグ戦(J1,J2)
(2) リーグカップ戦
2.「直前5試合」には前シーズンの試合を含まない.
3.次の事項については例外として取り扱う.
①次の選手は試合出場実績にかかわらず「直前5試合先発選手」とみなす.
(1) 前年または当年に国際Aマッチ,オリンピック本大会およびアジア予選,アジア大会ならびにFIFAワールドユース本大会の日本代表チーム(以下「日本代表チーム」という)に選出された選手(候補は除く)
(2) プロC契約以外の外国籍選手
(3) シーズン途中に同リーグまたは上位リーグの他クラブから移籍してきた選手(但し,
移籍直後に開催される3試合のみ対象)
②次の理由により選手が上記の試合に出場できない場合,その試合は「直前5試合」から除く.
(1) ケガ,疾病または傷害等(医師の診断書を必要とする)
(2) 警告の累積,退場等による出場停止
(3) 「日本代表チーム」メンバー選考のための合宿・遠征等
4.上記基準を満たさない場合は,当該試合後のリーグ戦5試合により評価し,チェアマンが最終判断する.
5.JクラブがJリーグ規約第4 2条に違反した場合の制裁は次のとおりとし,これらの制裁を併科することができる.
(1) 制裁金:2,000万円以下の制裁金を科す
( 2 ) 勝点減:リーグ戦における違反行為に対する制裁として,リーグ戦の勝点を1件につき3点を減ずる.
( 3 ) 出場権の剥奪:リーグカップ戦における違反行為に対する制裁として,次年度のリーグカップ戦への出場権を剥奪する.

(ここまで引用↑)

ちなみにこの【補足基準】ができたのは2000年で、アビスパ福岡がメンバーを多数入れ替えたことを問題視した当時の日本サッカー協会会長である川淵氏が強く要望して制定されました。
そもそもなぜこの世界的に見ても日本にしかないような不思議な規定ができたのかというと、その理由は非常に単純で、「ナビスコ杯の質を落とさないため」ということです。規定でクラブの選手起用を制限し、観客動員と大会の質(価値)を落とさないようにしているわけです。
しかしこの「質を落とさない」というのは、選手目線でもなく、監督目線でもなく、ましてやサポーターやファン目線でもなく、日本サッカー協会目線。そしてスポンサー目線であることは間違いありません。有名な選手を試合に出させ、観客動員を減らさないようにしてスポンサー料を維持しているのです。
もちろん日本サッカー協会が商業面を考慮するということは必要なことなのですが、しかしそのためにクラブの選手起用、もっと言えばクラブの“経営”にまで口を出して良いはずがありません。

また、以前の記事のコメント欄でも書きましたが、そもそもベストメンバーとは定義付けをできるようなものではないと思っています。
監督がその時のチーム(クラブ)の状況を見て、チームにとって最も良い選択として選ばれたのが“ベストメンバー”です。
そこには疲労だったり、モチベーションだったり、将来性だったり色々なものが複合的に絡んできます。
それを有無を言わさずに人数で制約を加えるおかしな規定は即刻廃止すべきなのは言うまでもありませんし、実際にサッカー界に携わる多くの人がそう感じています。
しかし、それにも関わらず17日の記事では日本サッカー協会の天皇杯実施委員会が天皇杯でベストメンバー規定を制定しようと動き出したと伝えられています。
どうしてそこまで世論を無視した行動がとれるのか、不思議でなりません。

↓は昨年、川崎が犬飼氏から非難を受けたことに対する三浦知良選手のコラムです。
(以下引用↓↓)
先月のリーグ戦でメンバーを大きく変更した川崎がリーグ側から批判されている。前後にあったアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)と8人を入れ替えて柏と戦ったことが問題になった。規則違反ではないけれど、ベストメンバーで戦う精神に反するという。
一つ確かなのは、負けようと思って選手を選ぶ監督はいないということ。その時点でベストな選手を使うのは当たり前で、先週の先発メンバーが次はベンチに入れないこともあり得る。
川崎は週末のJリーグの後にイランに移動、標高1500メートル超の高地で水曜日にACLを戦い、帰国して再び中3日での試合だった。さらに次のACLが3日後に控える強行日程だし、日本代表の中村憲剛選手は余計に疲労がたまっている。僕もACLをテレビ観戦したけれど、みんなクタクタだった。
それなのに「帰国用にチャーター機まで用意したんだから主力をJリーグにも出せ」と言う意見は、サッカーの厳しさをわかってくれていないと感じた。宿泊環境、空気の薄さ、宗教も違う国を往復する連戦がどれだけきついことか。
川崎の側に立てば、やむを得ない状況だったと誰もが納得するはず。Jリーグ幹部は「サポーターへの裏切りだ」と怒ったらしいけれど、これは出場した選手への侮辱だ。彼らは同じチームの戦力なんだから。僕自身、ブラジルで同じ経験がある。サントスが先発を半分以上入れ替えて臨んだ試合、それが僕のチームでのデビュー戦だったんだ。
開幕前のキャンプから、選手はみんな試合に出るために努力している。レギュラーは11人だけじゃない。平等にチャンスはあるという監督の言葉でモチベーションを保ち、それでもなかなか出番に恵まれなくて、やっと巡ってきた出場機会。そこで「なんで補欠が出るんだ」みたいに非難されたら、僕なら黙っていられない。プロとして「オレをバカにするな」と言う。
もちろん、これは選手としての考え方で、Jリーグやサッカー協会の人たちは違う立場で営業面を考えないといけない。スポンサーにすれば、日本代表などの有名選手に出てほしいと思うのも当然。意見をぶつけ合って、コミュニケーションを深めるしかないね。

(ここまで引用↑)
しかし、残念ながら日本サッカー協会に意見をぶつけても何も生まれないということが今回の天皇杯でのベストメンバー規定制定の動きではっきりしました。
このような協会の独善的で独裁的な行動は非常に危険であると言えるでしょう。近い将来、選手やクラブと協会の対立がより大きくなるのではないかと危惧されます。

さて、大分と千葉の問題に話を戻しますと、
犬飼会長は「処分するぞ!」と息巻いていましたが、その後に行われた日本サッカー協会の理事会ではメンバーから冷静な意見が出されたようで、特に処分は行わないという結論に至りました。
理事会の見解としても示されましたが、そもそも今回の出来事は、大分や千葉(実際は磐田や仙台も)といった各チームではなく、大分や千葉がメンバーを落として戦った理由である「過密日程」と「リーグ戦と天皇杯の重要度の違い」に問題があると言って良いでしょう。
大分は11月の1日にナビスコ杯決勝、5日に天皇杯、8日にリーグ戦を戦うという過密日程であり、そしてナビスコ杯とリーグ戦は優勝がかかっているわけですからその2試合に重きを置くことは当然です。また実際はベストメンバー規定に抵触していなかった千葉も5日に天皇杯、8日にリーグ戦ということで残留争いをしているリーグ戦のために天皇杯では控えメンバーを使ったのは当然でしょう。
そこで天皇杯とリーグ終盤戦の日程が被っている状況を問題視し、また天皇杯をどのようにして各チームにとって価値のある大会にするかを考えようとした理事会の判断は当然なのですが、しかしこのような流れになったことで、一部のサッカーファンからは「犬飼会長の発言はリーグ戦を秋冬制に移行するという話を進めるためでは?」という憶測も出ています。
これはどういうことかというと、
以前から犬飼氏リーグ戦を現行の冬秋制(?)から欧州と同じ秋春制に移行しようとしています。
そこで、「天皇杯で主力を休めるのはけしからん!」→「しかし日程に問題がある。」→「ならばやはりリーグ戦を秋春制にしよう。」と論点をすり替えようとしているのではないかということです。

ここでそもそもなぜ犬飼会長がリーグ戦の秋春制に躍起になっているのかということを考えてみます。
犬飼会長がこれまでに秋冬制にするために挙げた理由は↓
・「夏場は選手のコンディションが低下し、比例してパフォーマンスも低下する。お客さんに見てもらうことを前提にしているのに、質の高いゲームを繰り広げられないのは申し訳ない。だから、夏には試合をしないことにして、秋春制に移行するべき。」
・「サッカーは冬のスポーツ。興行価値を高めるには寒いときに試合をするのが一番。」

まず、そんなに選手のコンディション低下を懸念するならばベストメンバー規定なんて即刻廃止するべきでしょう。それに夏の暑い時期はコンディションが低下するから冬に雪の中で試合をしろというのは一体どんな見識なのでしょうか。
「サッカーは冬のスポーツ」とは?
またなぜ興行価値が高まるのかも不明確です。
他にも欧州のサッカーカレンダーに合わせることで選手の欧州移籍を楽にするという理由もあるそうですが、どれもそれらしい理由を述べているだけであると感じます。
本当の理由は他にあるのではないでしょうか。
そしてこれはあくまでも推測なのですが、秋春制に移行したい本当の理由は「日本代表戦の価値の向上」にあるのではないかという意見があります。
欧州と同じカレンダーにすることで欧州の強豪チームを国内に呼び、代表戦の価値を上げ、スポンサーからの収益を上げようということです。
まあもちろん真相は分かりませんが、少なくともこの秋冬制への移行が選手やクラブのために行われるわけではないのは一目瞭然です。


以下は最近の犬飼氏の不可解な言動についての記事です。
犬飼会長、育成世代へ通達“バックパス禁止令”
まるで素人のような意見ですがこれでいて若い頃は慶應大サッカー部では主将を務め、三菱重工業では日本リーグに27試合出場し4得点も挙げているから驚きです。年はとりたくないなと改めて感じます。

JFAアカデミー第1期生が相撲部屋研修
角界が八百長や大麻で騒がれている時期に平気でこういうことをできるのですから、よっぽど相撲が好きなんでしょう。

犬飼会長、猛口撃 秋春制に反対クラブ社長は「素人」
「寒いから観客が来ないと考えるのはサッカーの素人。その素人が社長をしているクラブもあるから困る。」
もう少し自身の立場を理解して発言をするべきでしょう。
なぜいたずらに火種を作ろうとするのか。
Jリーグを構成するJクラブの社長を平気で侮辱するなんて「頭が混乱しているとしか思えない」です。
このような社長達のおかげでJリーグが発展してきたということや、今後もJリーグが発展していくためにはサッカー経験のあるなしに関わらず各クラブと社長達の努力が必要不可欠であるということが想像できないのでしょうか。

また、冬の方が選手のプレーの質が上がるとしても、その為にその他の様々な犠牲を払う価値があるのでしょうか。
芝の状態、雪国のクラブの試合運営や練習への影響、観客動員、、、。
現行のシーズン制に何か不都合でもあるのでしょうか?
逆に秋春制には不都合がありすぎませんか?
どう考えてもデメリットの方が大きいと感じてしまいます。

札幌が「Jリーグ秋春制」に正式に異議
やはりこれが真っ当な意見であると思います。


そして最近の話題から。
負けたオフト監督、会長に反発/天皇杯
ハンス・オフト監督(磐田)記者会見コメント
オフト監督は今季限りの契約であるらしいです。しかしできることならば今後も日本サッカー界で仕事をしてもらいたいです。日本のサッカーを愛し、日本のサッカーに敬意を払い、そして自らの仕事を全うする。こういう人達が日本のサッカーを支えているのだと思います。
また、それもどこかの会長のように独善的であってはならないのです。
そして、そのどこかの会長はまずこの試合に出場した磐田の全選手に謝罪するべきでしょう。名波も、ゴンも、西も、この試合に出場していた磐田の選手達は全員が自らに誇りを持ち、自らの最高のプレーをしようと懸命に戦っていました。
自分達に与えられた仕事を全うしていました。
プロとして、「オレをバカにするなよ」と。

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まあ本当は腐敗の進んでいる日本サッカー協会についても書きたかったのですが、この辺でやめておかないと、いくつもの問題と話題が繋がり止まらなくなってしまうので、今回はここまでにします。

理系なんで文章力のなさとかは大目に見てください(苦笑)。
あと、もし良かったら今回のコラムに対してコメントで意見をください。

では。
# by infinity-j-info | 2008-11-27 17:00 | Jリーグコラム